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譜面台ガードの作り方♪

  • 2020/08/02(日) 09:09:03

ようやく長い梅雨が明けましたね。
うちの朝顔たちは日照不足で小さい花しか咲かなくなってしまいました。太陽が出て挽回してくれると良いのですが。

さて先日のけやきカフェライブの時に使用した譜面台に設置するタイプのフェイスガード、作り方を掲載いたします。
我々ハーモニカ吹きはマスクをしたまま演奏をすることはできませんから何か対策があれば少しは気休めになるように思えますf(^^;
管楽器は直接の息は楽器内に留まる、ということを言われていますが、やはり備えがあるに越したことはありませんからね。

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透明の板を取り付けただけの簡単なものですが、ちょっとした制作のコツもありますので、参考になればと記しておきます。
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主な材料はA3のカードケースです。
クリアケースと違って硬めの素材です。これが重要。

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それから両側がクリップになっている『ポップホルダー』。
カードケースもポップホルダーも100均で入手しました。

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このまま譜面台にクリップで留める・・・というだけでは実はうまく留まりません。
カードケースは間に紙を挟むところは二重になっていますが、片方だけ切り取ります。軽量化するためです。
この時に3方の縁の硬い部分はちゃんと残してください。立てる時に柱になるのです。

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切り取った方の面を少し小さめに切り取ります。
大きな面の支えにします。

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大きな面の方は両側のダブルクリップで留まっているわけではありません。
外側に2つ止めているダブルクリップの指でつまむ、針金部分で挟み込んでいます。

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譜面台を挟むときにちょうどいい位置に来るようにクッションをかまします。ちょっとしたことだけど・・・。

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横から見たところ。

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ガード越しに撮ってみた。
新しい間は傷もなく、透明感もバッチリです♪

演奏の時も、レッスンの時も使えると思います。

ご参考まで。

マウスピース付近からの息漏れの解消方法。

  • 2020/01/30(木) 22:12:38

メンテナンスシリーズ、第4弾。
クロマティック吹きでない方には全く興味のないお話ばかりでごめんやす。
今回はマウスピース周りからの息漏れのお話です。
あ、ちなみにSUZUKI愛用者には無縁です(笑)気密性が素晴らしいので息漏れしませんから!
HOHNER製のハーモニカをお使いの方には有用な情報だと思います。
情報源は例によって京都教室のマイスターK氏です(^^)いつもありがとうございます。
マウスピース周りの息漏れは些細なコンディションですが、気になる方は気になります。
息漏れも程度によってはカシュカシュ、といった漏れる音が気になったり、音色が物足りなくなったりするのです。
シルバーコンチェルトを含め、樹脂ボディ、金属ボディの楽器はボディの変形はしませんから、息漏れが起こるのはスライドのパーツの隙間からです。SUZUKI製の楽器はマウスピースとガイドが一体型になっていますし、元々の加工精度が高いので息漏れしにくいです。HOHNER製のものはガイドが別でパーツがバラバラになるのでその分隙間が開きやすくなります。とても気になるほどではないけれどこの漏れがなければもっといい音出るのにな、と感じるときに良い方法を教えていただきました。
その方法はスライドにスコッチテープを貼る、ということです。
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スライドの左側(ボタン側を左に持っています)色が変わっているのがわかるでしょうか?スライドの片面にスコッチテープを貼って厚みを増しています。
スコッチテープ(半透明の字が書けるタイプのテープです)をスライドに貼り付け、ナイフで穴をくり抜いていきます。
バリが出ないように丁寧にきちんと切り抜くのがポイント。そんなに難しくありませんが、たくさん穴があるので根気のいる作業です。
左側いっぱいまで貼った方がいいのかな、とも思ったのですが、貼り付き防止のためネジ穴周りはあまり密着させたくなかったのでこの位置から貼ってみました。
装着して吹いてみると、明らかに吹き心地が違います。漏れが減ってる。
以前、スライドの掃除をしていて表面をコンパウンドで磨きすぎてスカスカのスライドを作ってしまった失敗があり知っているのですが、見た目はほとんど変わらないのに、吹き心地は違うんです。
スコッチテープの分の厚みの差は0.06ミリとのことです。これだけで違うんだよね。
スライド側でなくてガイド側に貼ったらどうだろう、と思ってガイド側に貼ったものも作ってみました。
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ガイドだけに貼って、スライドは何も貼らないで試奏したところ、こちらでも同様の効果が得られました。
ガイドに貼る方が平らなので作業はしやすいかも。スライドそのものに貼って切り抜く作業をするときにはボタンが邪魔をするので何か台に載せなければなりませんが、ガイドなら普通にカッターマットの上で作業できます。
さて、欲張って、スライドにもガイドにもテープを貼ったものを組んで試してみました。
・・・厚みが増えすぎて、スライドが動かなくなりました。プラス0.12ミリはダメみたいですf(^^;
スコッチテープ1枚貼り、家にあるものでできます。ご興味があれば、お試しあれ。
追伸。スコッチテープの厚みを書き間違えていました。文中、訂正しております。
0.66→0.06
ですm(_ _)m

スライドの貼り付き対策。

  • 2020/01/21(火) 10:22:07

先日来のメンテナンス話シリーズ♪

クロマティックハーモニカの初歩的なメンテナンスとして、マウスピース一式の取り外しと洗浄は必須だと思います。
世間の皆さんはどれくらいの頻度で洗っているのかな?
一般的には練習終わりに消毒用エタノールや無水エタノールを薄めたものでマウスピースを拭く、そしてスライドの動きが悪くなってきたらマウスピースを外してパーツを食器用洗剤で洗う、ということが多いと思います。
マメな方は練習が終わるたびにマウスピースを外してパーツを洗浄されていますが、木製ボディの楽器の場合は頻繁なネジの開け閉めはネジ穴が潰れる原因になるのでバランスが難しいところ。

で、近頃の私の悩みは吹き口をエタノールで拭いただけではスライドが固着して次に使うときに動かなくなること。
これはタングブロック奏法の人の方が多いとは思います。
おそらく、低音部をタングブロックしたときにネジ穴下に唾液が溜まるのではないかと。
よってパッカーの人はスライドが固まることは少ないと思います。

外したマウスピースの貼り付き箇所を確認してみると、ネジ周り周辺、特に左側のネジ周りに唾液が溜まって、それが乾くとスライドが動かなくなることがわかりました。
そこで対策としては、樹脂ボディや金属ボディの楽器に限ってですが、使い始める前に左のネジ穴の下くらいの位置で、ボディとマウスピースの間あたりにエタノールをひと吹きしてから、ウォーミングアップをしています。
楽器が暖まったころに固着が解けて使えるようにな理ますが、でもこれなら外して洗っちゃった方が断然早いですね(笑)

そんな話を新年会の折にしていたら、これまたKさんから耳寄り情報。いつもありがとうございます!
やはり左のネジ穴下が原因と考えられたのは私と同様でした。その解決方法が。
「左のネジ穴周りのスライドを切ってしまう。」
なんと!
確かにスライドのガイドもあるし左ネジ穴よりさらに左端って別に要らないかも。

準備するもの。
アンビル(台)、タガネ、金槌。
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タガネを当てて金槌で一撃!実際は3撃くらいしたら切れました。そして下半分はさらに穴の1番♯の穴近くまで斜めにカット。
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切りっぱなしは鋭利になっていて危ないので、ヤスリで丸めます。
ヤスリをかけるときにスライドが曲がらないように板で挟みます。
ほんのちょっと曲がっただけで操作性が悪くなるから注意!
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上が元のスライド、下がカット加工後。
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このまま通常通りセットします。

使い心地は。
張り付く面積が少なくなったおかげで、スライドがガチガチに固まることはなくなりました!
特に息漏れがすることもなく、音色には全く影響がない模様です。

これで練習をスムーズに始めることができるわ〜♪
そして、実はもう一個、いいこと聞きました。
また次回。

プレートの改造。

  • 2020/01/18(土) 02:29:36

先日の記事からのち、3日間、ずっと分解したハーモニカと戯れていましたf(^^;

まず、手始めにやったことはスライドの端っこを切る作業だったのですが、これについてはまた後日。

今回、一番大メインだったのはハードボッパーのプレートの穴あけでした。
一気に2セット作業したのでコツは掴みました。
まずは自分の手持ちの不要の部品取りプレートで穴あけの練習をして、それから自分のハードボッパーに着手、慣れたところで友人のものを。いつかはやりたい、と思っていたので良い機会でした。

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↑穴あけ完了の図。木の台は調律用の台です。下側のリードが机に当たらないように浮かせています。
詳細はこちら『リード抜き台』


ただ単にプレートのネジ穴位置に直径2.2ミリの穴を開けるだけ、と侮ることなかれ!
これがかなり精度を要する慎重な作業の連続でした。
まず、数が多い。
あけた穴の数、1セットにつき25個。2セット分なので50個です・・・
カバープレートの穴が2つに、マウントピンの穴が2個、あとはプレートを留めるネジ穴が19個。
2ミリのネジを通す穴を開けるわけですから、遊びが0.2ミリしかないわけです。それ以上ずれたらネジ閉まらへんし。
ネジ頭は3.5ミリほどあるのでネジ頭が抜けなければ良いのですが、穴は小さければ小さい方がプレート装着時の誤差や、息漏れ等のリスクは減るわけで、なるべく精密に穴あけしたいところです。

京都教室のメンテナンスの匠Kさんからとても有効な手順のアドバイスを丁寧に教えていただきました。
レクチャーがなければ絶対失敗していたと思います。
本当にざっくりですが、記しておきますと、
1.まず、マウントピンの穴を上方向に広げてボディに密着できるようにする。
2.片面のプレートをボディに固定して(仮止め用のピンチなどを使う)カバーネジ穴の位置をマークする。
 
マークの仕方がポイント。1.2ミリのピンバイスにティッシュを細く裂いて、ピンバイスに巻きつける。
 巻きつけたバイスをプレートの反対側のボディの穴から通し、プレートに傷をつけマーク。
 ティッシュを巻くのがポイントです!2.2ミリの穴に1.2ミリのピンバイスを入れると直径が違うのでセンターが取れません。センターで1ミリの誤差が出たら当然穴の位置も1ミリずれる。すなわちネジが通らないので、それを防ぐために
ティッシュで空間を埋めるわけです。ピンバイスの歯からネジ穴の側面を保護する意味もあると思います。素晴らしい!

3.マークしたポイントに1.2ミリのバイスで下穴をあけた後、2.2ミリのドリルで穴を開ける。
4.開けたカバーネジ穴を使ってプレートをネジ留め。通し穴のところはカバーネジ穴と同様の開け方で穴を開ける。
5.通し穴になっていないところはボディから型紙をとって位置を写し取り穴あけ。

書ききれませんが、もっと細かく「どの穴から開けたら良いか」など貴重な情報も丁寧に教えていただきました。本当にありがとうございました。

さて、私の穴あけ精度ですが、片面12個のうち、ヤスリの補正なしで半分は一発で通りました♪
集中力がきれてくると片面12個のうち、一発で決まったのは4個だけ、と精度が顕著に落ちてきたので休憩をして時間を置いて作業を進め、めでたく、2組とも成功しました♪

それから掃除と調律が大変だったけど。
金属の粉だらけになったので、超音波洗浄機で洗いました。
お友達のプレート、ずいぶん長く使っていなかったらしく30セント以上狂っているところもちらほら。私のプレートはhぼ新品でしたが、長年使っていなかったので洗浄でバルブがずいぶん剥がれ、取り替えました。

しかしながら達成感です!
実は、もう一仕事しようかと思ったのですが、今回はやめました。
もう一仕事・・・それはダルマ型に穴を開けて、ネジを緩めるだけでプレートを外せるように加工する作業です。
調律や洗浄のたびに23個ネジを付け外しするのは大変・・・緩めるだけで取り外しできたらどれだけ楽か!
穴あけのコツはわかったし、もうネジ穴は空いているのですから今度はネジ頭が通る穴を結構ラフに開けても大丈夫なのですが、見た目がちょっと美しくないのですよね。。。まあカバーを付けちゃうので見えないし、絶対メンテナンスが楽になるのはわかっているのですが。3組もあるんだし、1組くらいやってみようと思っていたのですが、せっかく綺麗に穴あけできたので、しばらくこのまま使うことにします。もう、穴あけは怖くない、いつでも開けられるさ!
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上がシルバーコンチェルトの純正プレート、下がハードボッパーのものです。無事に装着できましたよ。

調律も上げ身の調整もバッチリできたので、リードが直接触れないようなケースを作って、そこに収納することにしました。
3年前の5月に木で作ったものがとても使いやすくコンパクトで良いのですが、一から作るのは大変なので、今回はプラスチックのケースを利用しました。
以前の記事はこちら↓
『リードプレートのケース』

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こんな感じの木の枠を作りました。

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プラケースに入れたところ

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プラケース側にも木で枕を付けます。

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上下からピタッと挟み込まれるのでリードはどこにも触れません。バッチリ!

さてメンテナンス話、もうしばらく続きます。
つづく。

ギュイーン、ガガガガ、ハーモニカに穴あける。

  • 2020/01/15(水) 02:06:50

年が明けて早2週間。
まだ松の内ですが、教わる方も、各教室も初レッスンを終え、すっかり平常モードです。
新年会の折に京都教室のメンテナンスの匠からまた良い情報を教えていただきました!スライドの加工です。
翌日、早速ホームセンターにタガネを買いに行き、昨日加工を済ませました(^^)
画期的!ちょっと今、別の加工もしていて、使用感がわかるには2、3日かかりそうです。

別の加工の方から経過をレポ。
こちらも新年会の折に同門の方から「のんちゃん、ハードボッパーのプレートに穴あけて♪」と頼まれたことがきっかけです。ハードボッパーのプレートがリード厚が厚みのあるタイプで(シルバーコンチェルト用のものと同じ)プレート自体もメッキされていてとても良いのはよく知られています。そのプレートをシルバーコンチェルトに流用しても性能的には全く問題ない(むしろメッキの具合はこちらの方が良いとの噂あり)のですが、ボディに取り付ける穴の大きさや位置が違うのでプレートに穴をあけ直さないといけないのです。
「え〜、私プレートの穴あけはやったことないよ。ボディの穴あけはしたけど。」
と答えつつ。待てよ。
ウチにも宙に浮いているほとんど未使用のハードボッパーが1本あったな。道具はある。インパクトもあるし、木工やプラモデルの加工をするのに昨年末に電動ミニルーター を新調したから細かい作業はさらにやりやすくなった。
よっしゃ。
勿体無いし、シルバーコンチェルト用に加工しよか。多分できるわ。自分ので練習してから、お友達の分もやろか。

というわけで、着手したのでありました。
こちらも匠から『ボディから正確に穴の位置を写し取る方法』など詳細にアドバイスをいただき、目下シルバーコンチェルトはバラバラ状態です。なので、スライドの加工結果の検証ができないのでした。

まずはハードボッパーのプレートをボディから取り外し。
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ハードボッパーは木製ボディにプレートを釘止めしてあるので下側の角に爪の先を少し差し込み、わずかに開いた隙間に薄い金属の物差しを差し込み、テコの原理で釘をわずかに浮かせます。プレートが曲がらないように注意。釘が1ミリも浮いたら十分です。ペンチで釘を掴んで引き抜きます。

で、今日の記事の題名のギュイーン、ガガガガ!となるわけです。
いらなくなった270DXのプレートで穴をまっすぐに開ける練習をしたところ、まあまあ結構な音がしまして。
いざ、本番でハードボッパーのプレートにピン穴を一つあけたところで家人から「夜やのに近所迷惑!」とクレームが。
こういう作業は気が散ってはいけません。周りに気を使わなくて良い状態で存分にやらないとしくじるので、本日の昼間帯に持ち越すことといたしますf(^^;

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今、シルバーコンチェルトのプレートは2組持っているのですが、ハードボッパー用が転用されれば3組になります。
1軍のプレートはデフォルトで死守ですが、2軍、3軍のプレートいずれかでもう一つずっと以前から試したかった加工があるんだなあ・・・この際、それもやっちゃうか

つづく(^^)