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タンゴを聴きに。

  • 2020/11/17(火) 02:54:07

今日は素晴らしい、そして贅沢な演奏会に行ってきました。
会場は隠れ家のような小さな喫茶店でお客さんは12、3人。
演者はなんとバンドネオン奏者の門奈紀生さんとヴァイオリン奏者の麻場利華さんです。
お二人のことはご存知の方はご存知のはず、タンゴ楽団のアストロリコの創設メンバーのお二方です。私自身もお名前は兼ねてから存じ上げていましたが、直接生の演奏を聴く機会にはなかなか恵まれませんでした。
先日の我々が、コンサートで「タンゴが好き。」と言っていくつかのタンゴの曲を演奏したことからお客様のご夫婦が「タンゴ好きなら近々コンサートがあるけど、一緒に行く?」とお誘いくださり、プライベートコンサートとも言うべき場に紛れ込ませていただいたのでした。

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そして、なんともまあ贅沢な時間を過ごさせていただきました。
タンゴの本場や世界で活躍されている奏者のお二人が目の前1.5メートルのところで演奏してくださるのですから!
お二方の音圧までも感じられるような距離でした。
バンドネオンのボタンを奏でておられるところもガン見です。同じリード楽器と言うことで構造なども興味津々でした。

音楽を言葉で表現するのは苦手なのでうまく言えないのですが。
美しい中にも荒々しさと言うか、生々しさと言うか、バン、と聴く者に迫って来る感じ。時には「哀愁」(リード楽器の音をこの言葉一つで評するのは安易すぎると思うのですが、やはり)ちょっと切なくなるような音色も訪れ。
いつも素晴らしいコンサートのあとで奏者の方に何か気の利いた感想を、と思うのですが、もしかして見当違いの感想かもと思ったり、言葉にした途端薄っぺらな感じになりそう、とか想い巡らせて「素晴らしかったです。」しか言えない私なのでした・・・。
とにかく音楽に満ちた良い時間を過ごさせていただきました。

私、やっぱりタンゴ好きだな。本当の意味では詳しくないし我流のタンゴしか吹けないけど、カッコイイ音楽だと思うのです。昔吹いたエル・チョクロを引っ張り出そうか。cafe1930もRibertangoももっと磨きたいな。今度はブエノスアイレスの冬も吹きたいなあ。

演奏後に奏者のお二方と少しだけお話しさせていただきました。
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門奈さんが大切な楽器に触れさせてくださいました。思いがけないことにビックリ!嬉しかった〜。
丁寧に説明してくださったのですが、音の配列はやっぱり簡単には理解できなさそう。蛇腹を押すと引くで音が変わって、しかも同じ音がたくさんあるっぽい。ハーモニカ吹きだからイメージできる部分はあるかも。ただ、こればっかりは実際に演奏する覚悟がないとわからないと思われます。
麻場さんはとてもパワフルな演奏もされていて、演奏後に「一昨年に大きな怪我をされていた」とのお話を聞いて、これまたビックリ。微塵も感じない演奏でしたが、その為にはお怪我を克服されるのに大変な思いをされたのだろうと想像致しました。今日演奏を聴けたことに感謝します。

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↑門奈さんと。とてもカッコいい方です。
エネルギーをたくさん頂きました。私も次の演奏の機会に向けて精進します。
お誘いくださったIご夫妻様、ありがとうございました!